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ドライヴ 
(2011年 アメリカ)
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監督 :ニコラス・ウィンディング・レフン
出演 :ライアン・ゴズリング キャリー・マリガン ブライアン・クランストン オスカー・アイザック 他


久しぶりすぎて、映画感想の書き方を忘れてしまったのですが
ちょっと書いてみようかなあ。って思う映画があったもんで。

ここを訪問くださる方で
このテの映画をチョイスする方はあんまりいないような気がするので
ちょいとネタバレ気味に書いてもいいですかね?

なんか静かでクールでカッコいい映画だったもんで、書きたいんだすー。







ふむ。この監督さんは存じ上げませんでしたが(スミマセン)
ライアン・ゴズリングの映画は、いくつか観た事があります。

「君に読む物語」
「ラースとその彼女」
「ラブアゲイン」

↑ これくらいなんだけども、この3本とも好きな映画。




にしても、ライアン・ゴズリング
(これまで観た映画の)演じ分けというか、なりきりぶり、がスゴイ。

「ドライヴ」も、これまたぜーんぜん違う役どころなのだけど
いやー、こういうハードボイルド系も似合うのねっ。
超絶クールでござったよ!
ゴズリン、なかなかやりおるな~。




物語としては
こういうヴァイオレンス物って、さほど珍しくもない。


孤独な男が、愛するものを守るために命をかけて闘う。


かいつまむと、↑ほぼ1行で説明できちゃうお話なんだけども

何かこう、超絶クールでスタイリッシュで
静かさと激しさとが、適度にまぜまぜしてあって
極めつけは、主人公がジレったいくらい硬派デス。



主人公のキャラクターが、なんか「不器用でキュン」すぎて
よくあるカンジの物語が、なぜか印象深く残っちゃうのかな?



主人公は
カースタントマンと車の整備を生業としながら
裏稼業として、強盗とかのヤバい仕事のドライバーなんかもやってて。
組織とかには入ってなくてあくまで一匹狼の、その時だけの契約。みたいなカンジで。

仕事以外では、いっつも一人。
飲むのも一人。家に帰っても一人。
喋る人もいなけりゃ
気晴らしに遊ぶ女すらもいない
たまにはベロベロに酔っ払ってご乱行とかもナシ

プライベートな生活が、生活臭まったくなくて
今までどこかに家族がいた気配すらもなくて

「あのー、生きててなんか楽しい事とかありますかー?」
ってくらい、とにかく徹底して孤独でストイック。


そんな彼が
エレベーターの中でちょっと目があった隣人の女性と
なんかちょっと優しい空気というか、イイ雰囲気がフワフワ~と流れて
そこで、なんかちょっと仄かな想いがチリチリっと芽生えたみたいで。

適度に疲れた感じの
適度に熟してる感じの(笑)
優しそうで綺麗で儚い雰囲気もあるような
触れれば落ちなん。的な女性。



「あ・・隣になんかイイ雰囲気の女性が住んでるんだな・・」→でも男は声はかけない

スーパーで見かけて
「あ・・息子がいるんだ・・ああ優しい笑顔だな・・」→でも男は声はかけない


ああ何やってんのよ、ジレったいな~。と思った頃に
やっと彼女の車が故障してくれて
駐車場で立ち往生してるところで
男はやっとこさ意を決したように声をかけて。

いや、もちょっと気軽に「どうしたの?」って言えばいいのに
どんだけ女子苦手なんだよ。中学生かよ(笑)




ま、でも
そこからの縁で
少しずつ、少しずつ心を通わせるようになっていく。
息子にもなつかれて、女性にも信頼されて
もうホントいい感じ。

彼女の夫は服役中で
夫がいるっちゃいるんだけども
擬似家族みたいに3人で出かけたりしてね
家にも招かれたりしてね

息子寝たあとのふたりっきりの場面なんてアータ
観ててドキドキしたんだけども

しかしこの男は
これだけのチャンスを棒に振る・・・。

あーもうバカだな。
彼女の、あの「待ってる感」がわかんない?
ホラ、彼女の瞳は潤んでるっしょ?
あれはね、男の言葉を「待ってる状態」なのよ?

なのにあの男ときたら
じーーーーーっと、バカみたいに見つめあったまま沈黙。

ようやく言ったセリフが
「今度またお出かけしよう」みたいなセリフ。

かーーーーっ。どんだけ中学生っ?

「部屋で飲み直さないか?」とか
「ふたりっきりで話したい」とか
いや、いきなりのチュウでも何でもいいから
あとほんの1ミリつついたら、人妻はブラを外したと思うヨ。ちぇっ(笑)





とかなんとか
男がグズグズしてるあいだに
あーあ。服役中のダンナ、帰ってきたやんけ。

人妻は複雑な表情。
気持ちは完全に揺れてる風なんだけども
ムショ帰りの男は、妻と子供を愛してるし
もちろん息子の父親でもあるんだし・・
何より、あのストイックな男が、何の行動もしてくれないもんだから
人妻だって一歩踏み出す事もできんわなあ。

しかも何?
ムショから帰ったダンナがね
暴力的だとか酒乱だとかならまだアレなんだけど
結構いい人っぽくて
隣人の男の事も「留守中にお世話になったいい人」って
お食事に誘ったりなんかしてね。

もう、ナニ、家族ぐるみのおつきあいやってんのよっ。
人妻も男も、これ完全に両思いだっちゅーのに。



そんな折、夫がヤバイところから借金してて
そのせいでヤバイ仕事を引き受けなきゃいけなくなって
人妻と息子の幸せを守りたい男は
夫を助ける為に、ヤバい仕事のドライバーを請け負う事に。


そこで結局
裏の世界の罠とか陰謀とかに巻きこまれ
ヤバい金を持って逃げるハメになり
人妻や息子に危険が迫り
男は命をかけて闘う決意をした。


さあ今からいざ戦いに行くぜ。
って、その直前に、ようやく男が人妻にキス。
んだよ!遅いっちゅーねん!


しかし、そのキスシーがなかなかにキュン。
急にスローになり
溜めに溜めてた男の情熱を表現♫
秀逸なキスシーンでござったよ。


あーあ、やれやれ
もうさんざん待たされたからねー。



ていうかさあ
キスだけでいいの?
たったそんだけで命かけちゃっていいの?


ていうか
アレやコレや、してる時間ないじゃん!
アンタがグズグズしてるから~もう!



とか思ってたら
いざヤバいヤツらと闘う時の豹変ぶり(笑)


アンタ、スイッチ入ったら
そんだけメッタメタにガンガンにやれるのに
どうして人妻にはあんだけ中学生なのよっ。


てか、そっちやりすぎだってば。
そのくらいでやめときなってば。
完全に相手ノビてんじゃん。
ホラもうやめなよ、死んじゃうじゃん。
てかもう死んじゃってるじゃん!


あーあ、人妻こっち見てるよ。
ドン引いてるよー。後ずさりしちゃってるよー。
せっかくロマンチックなキスまでこぎつけたのに
そんだけガンガン積極的に戦えるのに
相手が女子だとどんだけ不器用なのよっ!



と、まあ
この主人公のキャラクターに
どんどんのめり込むのであります。

全体的に静かな映画なんだけども
時折挟んでくる「激しい動」に心掴まれるのであります。



ふと「甘い人生」のソヌがチラっとよぎったんだけども
ソヌの場合は、「究極の愛」と呼ぶには
相手が全然その気がなくて(笑)
何の為に大量に人殺したんだか、アレなんだけども(笑)


でも、こちらの男には
「愛するものを守るため」という
「究極の純愛」があったかな~と思うざんす。



これだけ感想書いちゃったら
映画1本見たのと同じかもしれないんだけども(笑)

とりあえず、この男のジレったさに興味がある方はぜひどーぞ♫






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