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王になった男 
(2013年 韓国)
343960_02_02_02.jpg
監督 :チュ・チャンミン
出演 :イ・ビョンホン リュ・スンリョン ハン・ヒョジュ キム・イングオン 他

遅ればせながら
私地方でも上映されたので観てきましたー♪



(以下、ネタバレあり)









上映されて最初の週のレディスデー。
・・の割には、ちとお客さん少なかったかなぁ。1割もいなかったような・・。

ま、でも
前に座ってたオバサマ4人衆の喋り声がうるさかったもんだから
指定席だったにも関わらず、暗転した途端、別の席に移動できたってのも
混んでなかったおかげ、とも言える?(^^;)



さて
それはさておき
映画の感想ですが。










ハイ、いい映画だったと思います。
楽しめました(^O^)


全然中だるみとかもせず、飽きることなく集中できたし
かといって、妙な緊張感もなく
すごくリラックスして観れた気がする。

途中、クスリと顔がほころぶ場面もあったし
うるうるジーーンとする場面もあったし

これまでのLBHの映画で
ここまで安心して観れた映画って、初めてなんじゃないかなあ?(@私基準)



まぁ、「安心」って事は、つまり「ドキっ」とトキメく。って事も少ないっちゃ少ないんだけどもね(^^;)


個人的な嗜好としては
本物の「王様」の方が、ゾクっとしてドキっ。でそそられました(^^;)(@私基準)

冒頭の、王様がけだる~く座したまま、女官たちに取り囲まれ
髷を結われたりお髭のお手入れ、はたまたネイルケア(笑)までされてる図。
は、お気に入りシーンでごじゃりました。ニヤニヤ( ̄∀ ̄)

LBHの本領発揮(笑)
こういうどえす顔、似合いますよねぇ♪


とはいえ
この映画のテーマというか
監督さんが伝えたいメッセージの全ては
ハソンに託されててね。
出ずっぱりはハソンの方だし、主役は当然ハソンだすな。王様は脇役ッスね(^^;)




韓国映画を観る時
「ダラダラ長いな~。もちっとコンパクトにまとめれんかね?」とか
「そこまで見せなくても良くね?視覚的にしつこくね?」とか
たまーに感じる時があるんだけども(@そういうパワフルさが好きって人もたくさんいると思うけど)

この映画に関しては、あまりそういうクドさは感じなくて、私は好感持ちました。
(ちと、用を足すときの音がリアル過ぎたけど(^^;)

どっと疲れるような「オレの主張を聞け!」なエネルギッシュ感がなくて
さりげに柔らかく優しい語り口で
ですが、大事な事はキッチリ言わせてもらいます。
・・・というような印象でした。





LBHも何かのインタで答えてたけど

「リーダーとはどうあるべきか」

終盤のハソンの姿が
監督さんが理想と考えるリーダー像なのですね。



謀反の疑いをかけられて拷問されてた家臣が
「耳を傾け、声を聞け」←うろ覚えだけど、こんなような事。
と、進言してたけれど
これがまず一つ、リーダーたる条件ですね。



また、
民は貧しい暮らしをしてるというのに
明の国には、あれもこれも、と貢ぎ物を贈り
また、裕福な階級の者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなるような
民の安全と幸福を全く見ていない治政のあり様に疑問を抱くハソン。

ハソンが「王様」でいられる最後の日

「事大をせず、誇り高く自由であること」
「民の事を最優先に考えられる政治であること」
そんな意味の事を
本物の王様以上の気迫で言い切ったハソン。

これも監督さんの理想とする国家観なのでしょうね。





それらに加えて
私が思うには


いいリーダーである為には
頭のキレる、信頼のできる腹心の部下が絶対に不可欠。


この映画においての
戦略的で人を見る目のあるホ・ギュン
誠実で実直なト武将
温かい人柄のチョ内官
が、それに当たるのでしょうね。


また、ハソン自身も聡明な人柄であった様に見受けられます。

民の暮らしや民の気持ちを十分知り尽くしてるハソン。
あの時代は、多分、両班や上流階級しか漢字は読めなかったと思うのだけど
(世宗大王が平民でも読めるようにと、比較的簡単なハングルを作ったけどあまり普及しなかったとか?「根の深い木」によると)
字を読めたって事は、平民は平民でも、ハソンはある程度素養のある平民だったのじゃないかな?
それが、どういう経緯で芸人になったのかはわからないけど。


最初は宮廷のしきたりを習うだけで精一杯だったハソンが
過去に制定した法律の意味、だとか、それによって起こり得る問題点とか
毎日のように何やら書物で勉強して、次第に「考える」ようになっていく様子。

ただ「演じてた」だけだったのが(芸人さんだから演じるのは得意)
次第に「なりきって」または「なりかわってゆく」その過程も、見ごたえありました。


真摯に学び、いいなりにならず自分の頭で考え、そして自分の言葉で発言できる
これができたハソンだったから、
正体を知ってるホ・ギュンでさえ
ハソンに理想の王様像を、理想の国家を夢見てしまったのかもしれないな。


ホ・ギュンは
もしハソンが王になり変わると言ったなら
本物の王様の方を亡きものにしてもいいくらいの事、チラっと頭によぎった?・・よね?
一瞬、ハソンと共に理想の国を作る事、夢見たよね?



まあでも
あれは
たった15日間だけだったからこそ、そんな夢を見れた。のかもしれないけどね。



後日談では
ホ・ギュンは失脚し、王は廃位された、とあったから
結局、権力争いと格差社会と事大主義の体制は変える事ができなかったのでしょうね。



李氏朝鮮最後の王妃ミンピも
どうもそのような感じだから・・
その後もずっと、あの体制、あの体質は、変わることはなかったのかな。




韓国史劇を見てると
衣装や料理や食器などの小物や
美術品や文化面においても
「彼らは彼らの歴史に、こういった願望を抱いてるのかな・・」
って、ちと切ない気持ちになったりもします、ハイ。

地理的にも
あの立地条件を鑑みるに
大陸の強大な国が近くにあって
呑み込まれずに生き残る為には事大もやむなしだったんだろうな、とかもね。







あ、ちと話それちゃった(^^;)


映画の話に戻りますが(^^;)

ロマンス的な部分は
王妃とハソンの
ちょっとジーンとする温かい心の交流がありましたが
さほどドキドキする場面はなかったから
色っぽいLBHを期待すると、ちと拍子抜けかもしれないけども(王様は艶っぽかった)


でも、二役演じ分けという役柄も
さすがLBH♪
安心の演技力でした。

なんかこう、円熟味増した感ありますよねー。
映画としての全体のバランスも
宮廷の上品な雰囲気や色使いも音楽も
とても良かったと思います。

ヒューマン作品でもあり
コメディのオブラートに包んだふりしつつ
チラっと社会派作品の要素もある、そんな映画だったと思います♫






余談ですが
猜疑心だらけで孤独なほっとけない感ある気難しそうな王様がとっても気になる私としては(^^;)
王様の視点で描いた違うバージョンの、主演LBH「光海君の物語」っての
ちと観てみたいな~って、チラっと思ったりとかもしました。えへへへ(^^;)













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ikachan #0mJyLOcs
私も王様好き♪ 
こんにちわ

ついにご覧になったんですね

うふ私も王様の方がいいです

鉄砲持って
無実だって知ってるさ
いい義兄だからこそさ
ってバキュンって
とこの非道振りとか

萌えたなあ








train れいん #-
ikachanさん 
コメントありがとうございます♪

田舎住まいなもんで上映ないかな~と諦めておりましたら
遅ればせながらスクリーンで観れました(期間短いけど)

> うふ私も王様の方がいいです
はいはい。性格的にはハソンの方が絶対イイ奴なんだけど
私の性格上、キュンとするのは(笑)王様の方なんですよねぇ。←不幸になるタイプの女(^^;)

ぴか #SYJ6lyGE
さすが 
れいんさん、深いわぁ(u_u)
レビュー読んで、いろいろ思い出しましたわ(u_u)

私、ほんとうにこの映画を「さらっ」と見てしまいました(^▽^;;)
それだけLBHが前に出てこなかった…ということかと思います

王様、追い詰められた感が漂ってましたね
ホ・ギュンもこの王様にずーっとくっついているわけだからさぞかし胃が痛いだろう…なんて思います
ハソンは可愛らしかったですね~
私はハソンが好きですぅ(癒しを求めているのかしら(^▽^;;))

1回しか見ていないので細かい部分を忘れてるんです
友達に「ハソンが巻物をソッと押し戻すとこが可愛くて」って言われて、え?そんな場面覚えてないっ(@▽@;;)と答えた私(_ _;)

もうすっかり「ファン」を名乗る自信を喪失しています(^▽^;;)

ただ、私も、初めてと言っていいぐらいすんなり、LBH映画を見れたなぁと…なんかそれが嬉しかったなぁと思いました
んで、なんかしらん、初めて、堂々と友達に「いい映画だよ」と薦めることができました
フツーにいい映画でしたよね?
それは普通、「普通のこと」なのに、LBHに関しては「普通じゃない」ような気がします(^^;;)

ハソンを王と認め、命を落としたト部将やサウォルに、単純ですが泣かされました

train れいん #-
ぴかさん 
コメントありがとうございます♪

> 王様、追い詰められた感が漂ってましたね
なんか「光海君」って暴君だったと言われてたようですが
最初から暴君だったワケではなくて「聖君」目指してた、とどこぞで読んだ気がするのですが・・
王朝となると、どこの世界もやはり権力争いがひどくて
光海君の母も最初は先代王の寵愛も大きかったのだけど
新しい側室を迎えると、次第に遠ざけられ哀しい最期だったような。
結局、どの側室の勢力が強いか、または邪魔な勢力は排除するとか
そんなドロドロ争いを、何代もずーっと繰り返してたみたいッスね。
いつも危険にさらされて、誰も信用できない暮らしをしていたら
そりゃ性格も屈折しちゃいますかね(^^;)

>ホ・ギュンもさぞかし胃が痛い
王様がだんだん人が変わってきて
それでも仕えなきゃいけないし、進言もだんだん王の心に届かなくなっていく
焦りや葛藤もあったでしょうね。

> ハソンが好きですぅ(癒しを求めているのかしら(^▽^;;))
いやいや、結婚するなら「ハソンタイプ」がいいと思います(^O^)
王様、疲れるもん(^^;)

王様の暮らし続けたら性格歪んじゃったかもしれないから
ハソンの為を考えたら、庶民の暮らしに戻った方が幸せですよね。

>フツーにいい映画でしたよね?
ハイハイ、私も普通にススメられます。いい映画だったと思います^^

> ハソンを王と認め、命を落としたト部将やサウォルに、単純ですが泣かされました
サウォルの事に全然触れてなかったけど(^^;)
ハソン王だったから身代わりになる道を選んだのでしょうね~。ト武将も。

秘密にする


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