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華麗なるギャツビー 
(2013年 アメリカ)
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監督: バズ・ラーマン
出演: レオナルド・ディカプリオ トビー・マグワイア キャリー・マリガン ジョエル・エドガートン 他

F・スコット・フィッツジェラルドによるアメリカ文学を代表する名作を、豪華絢爛な3D映像で映画化したエンタテインメント大作。好景気に沸く狂騒の1920年代を舞台に、アメリカン・ドリームを体現するひとりの男が、ある目的のために全てを捧げる華麗にして空虚な人生の顛末を、ミステリアスかつゴージャスに描き出す。(all cinema)





これまた時間の都合上、3D吹き替えで鑑賞。

俳優さんの生声で、英語の響きで観る方がいいかもしれませんし

この映画の醍醐味でもある、
豪華絢爛ド派手な空間を体感できて、しばし浮世を忘れられる♪という意味では
3Dもなかなかヨカッタですし、どちらがいいかはお好み次第で(^^;)






さて私はもともと
この原作「グレート・ギャツビー」が好きでして。 本の感想はココ


その流れで
1974年版「華麗なるギャツビー」(ロバート・レッド・フォード&ミア・ファロー 出演)もDVDで観ました。

↓ は1974年版ね。

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ロバートレッドフォードさんの、裏と表、純粋と情熱、そのギャップが衝撃的で
ミア・ファローさんのエレガントさもお素敵で。

こちらの方のイメージが強かったので
だから今回のリメイク版、どんな感じになるかなあ?と思いつつ。

あーでも
「ムーラン・ルージュ」や「ロミオ&ジュリエット」のバズ・ラーマン監督だから
映像&演出、かなり期待持てそうだわ♪と楽しみでもありました。



その結果
いやあ、ぜんぜん期待裏切られなかったです♪
ヨカッタヨカッタ。







さて、感想どこから書こうかな・・・。






まず私は、この物語が好きなんです。ハイ。

J・ギャツビーという人物が好き。惹かれます。

そして、アメリカのこの時代の雰囲気も好き。
禁酒法の時代っていうの?経済成長著しい時代っていうの?
「アンタッチャブル」とか「ワンス・アポン・イン・アメリカ」の時代の
ああいうファッション見るのがすんごく好きなんですよね。



だから、この映画でのファッション、ジュエリー
お屋敷の外観や内装、クラシカルな車、などなど
そういった美術。衣装。もろもろの演出にも大満足♪


プラダやティファニーなどの、モダンなデザインの豪華ジュエリーも眼福ものです(^^;)
真珠のネックレスがパっとちぎれて、珠が床をコロコロっと転がり広がる様は
3Dなもんだから余計に、「あああっ!」って、思わず拾ってしまいそうに(^^;)



もうホントそのへん完璧にこだわり抜いてて、手抜きがないです監督さん。





予告でチラ見してたパーティーの場面とかも
いやはや、予告以上にエキサイティングで
3Dだと特にね、その場にいるような臨場感感じられました。








毎週繰り広げられるギャツビー邸の豪華絢爛なパーティは
誰も招待されてないのに
どこから聞きつけのか、有名女優に実業家、お金持ちのドラ息子や文化人・・・
各界の着飾った人がうじゃうじゃ所狭しとひしめきあって
そして誰もが、その場限りの享楽にふけってて。

でも
ド派手で人人人だらけなのに、どこか空虚。

だれもギャツビー氏の素性は知らない。顔も知らない。
無責任な、色んな噂だけが飛び交ってるだけ。

こういったお金にまみれた世界の、虚飾に満ちた薄っぺらな世界と
ギャツビーの孤独さがとても象徴されてるような世界観。






そんな折、ギャツビー邸の隣に越してきたニックのところに
パーティの招待状が届きます。

多分、招待状を貰ったのはニックが初めてだったのかな。




ニックにとっては謎だらけのギャツビー。


そのギャツビーが登場するシーンは、最高に印象的でした。


もう監督さん、演出ニクいです(^^;)






話は前後しますが


この映画で重要な役のデイジー役。

1974年版では、ミア・ファローさんが演じてて
今作では、キャリー・マリガンさん。

キャリー・マリガンも「わたしを離さないで」「ドライヴ」などなど
好きな作品に出演してる割と好きな女優さんでもあるんだけれど
さすがに、ミア・ファローさん演じたデイジーにはどうだろう?って思ってたらば

登場シーンでなんかもう掴まれましたね(//∇//)

エレガントさもあるけど、それよりも、愛らしさを強調してたんですよね。

なんかこう、
良家のお嬢様、砂糖菓子みたいなフワフワしたスイートさ
そういったイメージで
これがまた見事にハマってました。

監督さん、さすがです(//∇//)


このデイジー像は
後に起きる悲劇に重要な意味を持つのだけども

この時代の、こういった家柄に生まれた女性は
自分の意思で考える、自分の手で掴み取る、そんな事を許されない時代だったのかな?

彼女の言葉に
「美しいお馬鹿さんでいなければならないの」
みたいなのがあったけど
まさにそれが悲劇を生んだとも言えるのでしょうね。




この映画の語り部でもあり
ギャツビーの物語の登場人物でもある、ニック。

トビー・マグワイアは、とっても好演してました。

なんかこう
証券会社にはおよそ向かないような
繊細で優しい、俗世間にはあまり慣れ合えそうにもないタイプの
いつも穏やかで、ちょっと眠そうな顔をしてる(^^;)ニックの役にピッタリでした。

ちょっと減量したのかな?やつれた風情もイイ感じでした。



そしてね
レオナルド・ディカプリオ です。


「グレート・ギャツビー」つったら
アメリカで愛され続けてる名作なワケですし
ロバート・レッド・フォードの後任って、そりゃもうプレッシャーあったでしょうに

もうこの彼の
ギャツビーのなりきりぶりには、私的には、スタンディングオベーションを贈りたいです。


アカデミー賞の主演男優賞イケるんじゃない?


私が思うところの
ギャツビーって

一言で言うと
たった一つの事に、何もかも全てを投げうてる人。なんですよね。


もう一言付け加えると
見果てぬ夢を追い続け、その夢を手に入れる為に、情熱を注ぐ決して諦めない人。なんですよね。


それが時に
一線を超えてしまってブレーキが効かなくなるというのか・・

ピュアで愚かなんですよね哀しいくらいに。




レオナルド・ディカプリのギャツビーが豹変する瞬間。
じわじわと破滅へと向かう道のり。



桟橋の先にある、対岸のデイジーの家から見える灯に
手を伸ばして掴む仕草をするギャツビーの寂しげな表情に
もう胸を掻き毟られます(;_;)









豪華さと孤独さ
純愛と狂気

対照的なその演出と、美しい世界観に
どっぷり浸れた映画でした。



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