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永遠の0 
(2013年 日本)
eiennozero-550.jpg
監督: 山崎貴
出演者:岡田准一 三浦春馬 井上真央 浜田岳 新井浩文 染谷将太 三浦貴大 上田竜也 吹石一恵 山本學  田中泯 橋爪功 夏八木勲 平幹二朗 風吹ジュン 他 

百田尚樹氏のデビュー作で、大ベストセラーとなった小説の映画化。

原作未読のまま鑑賞。

混まない時間帯を狙って朝9時台の回に行ったのに客席ぎっしり。
鑑賞中、何度も泣いてお化粧はげちゃった(^_^;)
あちこちですすり泣きが聞こえてきた。

戦争モノととか特攻のお話とかちょっと・・って方もいらっしゃるかもしれませんが
私的にはオススメ映画。
色々と考える裾野が広がると思う。

映画を観た後、原作をとても読みたくなった。






お話は

現代の青年が、零戦パイロットだった祖父の戦死の謎を調べようと
かつての戦友のもとを訪ね歩く中で、戦争の不条理と向き合っていく姿を描く。(all cinema)



というものだけれど



<当時>
「お国に命を捧げるのは美学」という時代、風潮の中
「生きて家族のもとに帰る」ことに拘った、宮部久蔵(岡田准一)という男がいた。



<現代>
中途半端な浪人生活を送る青年、健太郎(三浦春馬)が、宮部の生き方を通して
色んな人たちの想いを知り、たくさんの事を学び、感じ取っていく。


観客は、だんだんと真相が明らかになるにつれ
健太郎と同じ視線で、同時進行で感情が高まっていくような作りになってると思う。
見せ方、展開、構成がすごくイイ。




健太郎らの最初の方の調査では
宮部の評判は「腰抜け」「恥晒し」というようなものだったが
調べすすめるうちに、一人、また一人と、宮部について万感の想いを抱いてる人に辿り着いていく。

一方では「腰抜け」
一方では「凄腕のパイロット」

彼はいったいどんな人だったのか
なぜ彼はそこまで生き残ることに執着したのか
そんな彼がなぜ特攻を選び、帰らぬ人になったのか・・・


丁寧に大切に、彼の生き様を描いていた。






戦争を知らない世代の私が何かを語る資格はないし
薄っぺらい感想など書くのは本当におこがましい。

それは大前提の上で

戦争の不条理さに、ただただ胸が痛んだ。

戦争っていったい何なんだ
なぜそうなったんだろう
何が悪かったんだろう
誰が悪かったんだろう

考えれば考えるほど

何が正義で何が悪なのかわからなくなる。
一方では傷つけもしただろうし、また一方では多くの傷を受けもした。

手を汚さず何もかもを受け入れれば、善だったのだろうか
手を汚してでも誇りを守ろうとした事は悪だったのだろうか
無謀な闘いを挑んだのが愚かだったのだろうか
追い詰められたから無謀な闘いを挑むしかなかったのだろうか

当時の、国の判断はどうだったのか
上層部はどうだったのか
マスコミに煽られて熱狂した国民はどうだったのか・・

考えても考えても答えは見つからない。




ただ思うのは

彼らは守りたいものの為に戦った。

どの国の兵士達もそうだったのだと、そう思う。



そして
今の日本がある。私たちが存在できてる。

その事は歴然とした事実。

少なくとも
日本人として生を受けた私は
彼らが守ろうとしたものを
私もまた、大切にし次の世代に繋いでいきたいと思った。


守りたいものの為に散ってしまた方にも
生き残る事に最後まで拘った方にも
もしかしたら生き残ってしまった事に贖罪の気持ちを持ってる方にも
敗戦後の日本を立て直す事に尽力した方にも

戦争を体験した全ての方々に

日本を守って下さってありがとうございます。お陰さまで命を授かりました。精一杯生きていきます。

という敬意と哀悼の念は持っていたいと思う。

誰に非難されようが
どこの国に戦犯よばわりされようが

私はそう思っています。





この映画は
そういった「戦争」についての思いを
観る人それぞれが、それぞれに感じ取ればいいと
また、その事を深く考えたり、調べたりするきっかけにもなると思います。







それとは別に思った事


なんかあんまり知らなかったんだけど
零戦って・・・スゴかったんだな。

そういったメカ(?)の描写、めっちゃ手抜きなく描写してたように見えた。
それも見どころの一つなんだろうな。
(制作会社ROBOTさん。イイお仕事なさってます!)

零戦って、小回り効いてコンパクトで走行力もスゴイんですね。
こんな小さな島国で、当時、よくこんな技術力が・・ってホント思う。

空母もね、いや~技術力ハンパないですね。
・・正直、ちょっとカッコよすぎてコーフンした。

あの当時、アジアの国の中であれほどの空母が作れる国があるなんて
列強の国の方々はさぞや驚いた事でしょうね。

原作読んだ方によると
映画では端折られた部分で
原作には米国側の反応なんかもあるそうで・・
零戦の機能とか結構衝撃だったらしい(汗)


でまた、そのへんも国民性なんだろうけど
パイロットにしても、訓練兵にしても、整備士にしても・・
みーんな真面目でストイック。規律正しいし言われた事を黙々とやる。
多分、戦うには嫌な相手だったんじゃなかろうか・・(汗)







あと出演者についても大満足。


なせか岡田クンの映画はなんとなく色々観ちゃってるんだけども
イイ作品選ぶなあ~ってホント思う。

ハズレなしなんですよね。今まで観た映画。

でまたこの「宮部」という男の役が岡田くんにピッタリで。


優しくて物静かで、乱暴でも横柄でもない。
頭は切れるし、パイロットとしても凄腕。努力家。
信念の人でもあるし
慎重な人でもあるし、勇敢な人でもあるし
先を見据えている人でもある。

彼は自分だけでなく、家族や、また他者の生命に対しても
同じように重く大切なものだと確信してる人だった。


宮部の深い愛にもう胸が締め付けられて締め付けられて・・。

「情けは人のためならず」なんて言葉があるけど
ホントそうだよね・・回りまわって返ってくるもんなんだね
そうまでしてでも彼は約束を守ったんだね、とか
胸がつまりながら色んな思いが溢れたわ・・

風吹ジュンさんや吹石一恵さんや三浦春馬くん達が
真相を知って、嗚咽というか、泣いていたけど
あの場に私も(気持ちだけは)いたね・・。



夏八木さんの役も、涙なくしてはもうもう・・・。
冒頭の健太郎の祖母の葬儀で、あれほどまでに泣き崩れた理由が
後になって、いっぺんに処理できないくらいの凄い勢いで
ぐあーっと押しつぶされるくらい納得させられる、というか・・。


夏八木さんのセリフにもあったけれど
彼らのような物語は他に幾つもあって
それらにそれぞれの物語があって・・

宮部の話はあくまで架空のものでしょうが
それと同じような、いえ、もっと想像を超えるような物語を心に秘めてる人達が
きっとたくさんいたんだろうな、と
心の中で手を合わせたくなるような気持ちにもなりました。


素晴らしい原作・脚本に
素晴らしい俳優さんたちの演技。
ホントに大満足の一作でした。







余談ですが

あるトーク番組で
原作者の百田さんと出演者数人がこぼれ話してたんだけど

封切り前の身内だけでの試写会の際に
始まってすぐに百田さんが号泣して
ずーーーっと傍で泣いてたらしく
鼻すする音だっけ? がうるさくて、気になってしょうがなくて
映画観るの集中できなかったとかって
冗談まじりに俳優さんらがエピソード言ってた(^_^;)

百田さん、ご自分が書いた小説なのに、なんか可愛いな。ファンになっちゃいそ♪














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ikachan #0mJyLOcs
昨日観ました 
うふふ。ワタクシ。戦争モノとか特攻モノ苦手系です。
けど観たら泣くに決まってるからこそ避けたいヒト。
法事で帰省したときに
JALの機内誌に作家さんのインタビューが載ってて。
読み終わったら観たくなってた。
かつんの上田くんの仕事っぷりも気になるしで観た。
冒頭。あ、夏八木さんが出てる。←誰が出てるとか詳しく知らず観た。
アタシ、夏八木さんがギラギラしてる頃から。
いい男だなあイイ俳優だなあって尊敬していたので。
そこでもう、涙腺ユルなモードに。基本涙腺ユルユルですが。
岡田クンの演技もホント凄かった。

三浦くんの手の短さが気になるからポロシャツ
やめてほしいいとか。
景浦の「若い男が好き」発言にどっちの意味?とか。
ちょいちょい雑念入りつつも(笑。
ホント、観て良かったなって(T_T)思いましたわ。

Have a Happy new year!


あしばん #sSHoJftA
やっぱ 
れいんさんの文読んでたら、猛烈に観にいきたくなってきた!
岡田くん作品はチェックしようとは思いつつ、
うまく時間をつくれずにいる状況なんだけど。
戦争ものって、現代との対比バージョンって多いですよね。
若いひと(自分も入ってるつもり)にはそうやって受け入れてもらうのが
わかりやすいんでしょうね。
ちょっと娘を誘ってみようかな。

よいお年を〜!来年もよろしくお願いしま〜す!
train れいん #-
ikachanさん 
あー観られましたか。

> ワタクシ。戦争モノとか特攻モノ苦手系です。
私も今までは戦争モノ苦手だったんですけど
今年はいくつか観ました(なんでかはご想像にお任せします:笑)
戦争モノってジャンルかどうかはわからないけど
「山本五十六」「日本の一番長い日」「終戦のエンペラー」とか。
>かつんの上田くんの仕事っぷり
頑張ってましたね。いい役でしたね。

>夏八木さん
これが遺作になっちゃったんですよね(;_;)
試写を観る前にこの世を去られたそうでとても残念ですが
もうホント素晴らしい演技でした(;_;)

> 三浦くんの手の短さが気になる
あー三浦くんって「春馬くん」の方ね。
一瞬、友和百恵夫妻のご子息の事かと←別のドラマで指の短さが気になってたもんだから(^_^;)

> 景浦の「若い男が好き」発言にどっちの意味?とか。
私も涙しながらちょっとそれ頭かすめました(^_^;)だってなんかありえるカンジで^^
あと、「泯」って漢字に書き換えました(変換できた:笑)

ikachanさんも良いお年をお迎え下さいね♪
train れいん #-
あしばんさん 
> れいんさんの文読んでたら、猛烈に観にいきたくなってきた!
ありがとうございます。書いた甲斐がありました^^

> 若いひと(自分も入ってるつもり)にはそうやって受け入れてもらうのが
わかりやすいんでしょうね。
ちょっと娘を誘ってみようかな。

これを観る事によって
戦争について自分なりに調べてみたり受け取ったりする事に意味があると思うんですよねぇ。
一方的な考え方だけでなく
色んな角度で検証するきっかけになればいいなと。
特に若い方(←私も含めていいですか?笑)に。

これを観た直後に、アベさんの靖国参拝があって
個人的には色々とこみあげてくるものがありました。


あしばんさんも、どうぞよいお年をお迎え下さいね♪
ぴか #XA9J.gpc
 
れいんさん、私もその「番組」見ました!
百田さん号泣してるのをうるさがる岡田君だったかなぁ。
それを見て、「ああ百田さん、読まなくちゃ、見なくちゃ」と思いました(^O^)
来年実行したい!(^^;)

今年も一年お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたしますm(__)m
どうぞよいお年をお迎えくださいませ(^O^)
train れいん #-
ぴかさん 
あ、ぴかさん「めれんげ」観てました?
百田さん、すっごいチャーミングで気さくなおじちゃんでしたね^^
私、お堅いカンジの小説家さんだとばっかり思ってたら
ぜーんぜん経歴違うところからのスタートだったし
すんごくニコニコしてるし可愛かったです~。


> 「ああ百田さん、読まなくちゃ、見なくちゃ」と思いました(^O^)
私も原作読みたいんだけど
目は見えにくいし(ーー;)すぐ眠くなるし(ーー;)最近全然ダメだあ~

映画はとてもいい映画でしたので
ぜひぜひお時間あったら観てみて下さいませね。(ぴかさんどう思うかなあ。重いかなあ)

こちらこそ来年もよろしくお願いいたします。
良い1年になりますように。
あしばん #sSHoJftA
観てきました 
こんにちは!ようやく観てきましたよ〜。
もう、中半からやたら涙が出てきちゃって…
一緒に行った娘に呆れられてしまった^^

美化してる…なんて声もあるけれど、泥臭きゃいいってもんじゃない。
言葉じゃうまく言えないもどかしい感情をよく表していたと思います。
あと、「正しい答えなんてない」っていうことも、
宮部の特攻に行った「本当の気持ち」が本人から直接語られないことで、
かえってうまく表されていたように感じました。

泣けちゃったのは「ああ、”無数のこういうひとたち”が、
今の自分(や子どもたち)に生を繋げてくれたんだなぁ」と。
どこぞの参拝がどーのこーのっていう上辺だけじゃなく、
ありがたさと受け継ぐものの大事さと責任を感じました。
役者さんたちもうまかったし、満足な時間でした。
あのラストシーンもなかなかいいです。
train れいん #-
あしばんさん 
> もう、中半からやたら涙が出てきちゃって…
これ、泣かずに観るなんて無理ですよね(^^;

> 美化してる…なんて声もあるけれど
これを観たあと感じるのは
「もう二度とこんな事を起こしちゃいけない」
「こんな尊い命をかけてまで守ってくれた日本を私たち世代がしっかり守り次世代にバトンタッチしないと罰あたる」
・・って、大まかにいえばこの2点を強く感じたんですけどね~私は。
いづつ監督、なんでそっちに取るかなあ~(ーー;)
「風立ちぬ」も然り・・。

>「正しい答えなんてない」
私、今「アメリカの鏡、日本」(ヘレン・ミラーズ著)ってのをチミチミ読み進めてるんですが
この方は戦後のGHQの関係者(?)という立場にいた方で
第二次世界大戦についてを、比較的、客観的視点で書いてまして
(西洋人と日本人の価値観の違いは多少あれど)
マッカーサーが当時、日本語訳を禁じたという(まあ、戦後あれを日本人に読まれたら・・ねぇ)本で。

途中、読んでて涙出るとこもあったり、腹が立つ事もあったり・・
他にも色々と興味深い事書いてあります。
「○○したから○○された」って、そんな単純な話じゃなくて
戦争っていろんな経過や周辺状況、複雑に絡んでるんだな、って思いました。
この本がアメリカ人目線で書かれてる。ってとこも興味深いです。

> どこぞの参拝がどーのこーのっていう上辺だけじゃなく、
> ありがたさと受け継ぐものの大事さと責任を感じました。
同感です!慰霊とか鎮魂とか、平和を頑張って守っていきますという誓いとか・・
そういう気持ちなんでしょうけどね。

まあ、価値観が違う人たちには根気強く説明しつつ
情報戦に弱かった過去の日本を反省し、未来に活かしてほしいなと思った次第です。

秘密にする


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