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ちまちま読んだ本とか漫画とか 
このところめっきり活字離れしていた私ですが
数ヶ月の間にボチボチ読んだ本をまとめてみました。←たいして読んでないけど

【黄色い目の魚】 佐藤多佳子:新潮文庫
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<内容>
海辺の高校で、同級生として二人は出会う。周囲と溶け合わずイラストレーターの叔父だけに心を許している村田みのり。絵を描くのが好きな木島悟は、美術の授業でデッサンして以来、気がつくとみのりの表情を追っている。友情でもなく恋愛でもない、名づけようのない強く真直ぐな想いが、二人の間に生まれて—。16歳というもどかしく切ない季節を、波音が浚ってゆく。青春小説の傑作。

何だか胃の端っこが、きゅぅぅぅんと甘酸っぱく締め付けられるカンジ。
単純でもなく複雑でもない二人の微妙な距離が堪らない。ジワジワ切なくとふわりと温かく。佐藤多佳子さんの本は何冊か読んでますが、この方の書く文章は、いっつも優しいなぁと感じます。好きな作家さんの一人です。


【見仏記2:仏友編】 いとうせいこう/みうらじゅん:角川文庫
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<内容>
見仏コンビ、またまた登場!あのなんとも絶妙なコンビネーションのいとう&みうらが、仏像見物の旅を密かに再開した。ある時は、四国でオヘンローラーとなり、またある時は佐渡で親鸞に思いを馳せる。またふと我に返って、男子二人旅の怪しさを文化的に考察してみたりする。二人の好奇心が向く先は、仏像だけにとどまらない…。一見支離滅裂な二人が、お互いへのおかしな友情をしみじみと深め合い、奇妙な絆を確かめ合った、ますます充実の仏友篇!(新宿篇を特別収録)。

見仏記1をとばして2から読むという邪道ぶりでおますが、それでも十分面白い。
↑紹介文の中に記述されてる「オヘンローラー」というのは、「お遍路さん」の事(笑)
この方達は天才だな、うん。あとやっぱ仏像のパワーって凄い!
もしウチの子が将来「引きこもり」「登校拒否」「家庭内暴力」とかになったら、仏像巡りの旅をススメてみるのもいいかも、と思った。拝んで来い!学んで来い!吹っ切って来い!みたいな。





【青春ノイローゼ】 みうらじゅん:双葉文庫
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<内容>
奇才・みうらじゅんがスウィートでセンチメンタルな“自分探しの旅”に出たらこうなった!みずからのルーツを青春時代に求めさすらう「俺だけの旅」、愛すべきバイプレーヤーたちへの想いを綴った「信人的な旅」など、独特なセンスと飽くなき偏愛に満ち満ちた、ディープな自伝的エッセイ集。

カバーは、30年くらい前の平凡パンチの表紙を思わせる若き日のみうらさん?
えーと、世の中には2種類の人間がいて(どこかで聞いたセリフだなオイ)
「物事を正面から素直なココロで見る人」と、「物事を横から後ろから斜めからほじくり返して見る人」がいると私は思う。みうらじゅんさんは後者のお人。
こういう方は凡人には思いもよらない「物の見方」や「発想」をする。
つまんない人間にはなりたくないと願いながら、つまんない発想しかできない私にとっては、色んな角度でねちっこく観察し、重箱の隅をつつきまくり弄くり倒す、この方の発想力が羨ましくて仕方ないのだ。ちなみに、本の内容は脱力するほど馬鹿馬鹿しいかも(笑)





【薬指の標本】 小川洋子:新潮文庫
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<内容>
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡…。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは…。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。

小川洋子さんの本を読んだのは実はコレが初めて。
「博士の愛した数式」は映画は観たけど原作は未読。
この本は「博士の・・」の地に足のついたイメージとは全然違う。
舞台は日本のどこかなのだろうけど、全くの不思議空間で、設定も物語もどこかファンタジーっぽい。
白黒ハッキリしなくてフワフワ浮遊してるような作風だけど不快感はなく逆にハマりそう。イヤちょっと、この感覚は新鮮だわ。他のも読んでみようかなーと好奇心が刺激された一冊。映画化もされてるから、原作のこの雰囲気をどう映像化してるのか確かめたい。




あ、そういえば漫画も読んでましたわ(笑)



【あしながおじさん達の行方】 今 市子
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コレなかなか面白かったー。当たり前のようにキレイなホモ君たちがゾロゾロ登場する。
魅力的な登場人物達にについついのめりこんじゃう一冊。




【夢みる頃をすぎても】 吉田秋生
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これは吉田秋生さん初期の頃の絵かな。吉田さんは短編より長編連載の方がいいかなぁ。
私は吉田秋生さんが大好きで、その中でも「BANANA FISH」は私にとっての金字塔なんだけど。





【うそつきな唇】 一条ゆかり
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この漫画には、クールで孤独で、そのくせ寂しがり屋で
だけどいつも口をへの字に曲げて踏ん張ってるような女性が登場する。
女性の願望を叶えてくれるような、意地っぱりな女性のココロを擽ってくれるような一冊。

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みんみん #7Eqz1Hfg
 
こんばんは~。
小説を読むのってじつは苦手なのだけど、どれも面白そう~。
とくに「見仏記」!
このコンビって全国周ってご当地ソングみたいなの作ってませんでしたっけ?
そういえば友人が入院したとき、お見舞いに持っていったのが、
みうらじゅん・田口トモロヲの「ブロンソンならこう言うね」でした。面白そうだったので借りようと思ってます。
漫画も吉田秋夫さんすら読んだことないのですが、ずっと気になってます。

それにしても、れいんさん
書籍・漫画・映画と、好きなものにたくさん触れることができていいなー。
私もがんばってちまちまして、素敵なものに出会ったときに、れいんさんに
お勧めできるようになりたいっす~。
守備範囲狭いけど(^_^.
れいん #-
みんみんさん 
コメントありがとうございます。
「見仏記」、面白かったですよー。「仏像」をそういう見方で見るのかぁ~~なるほど!って目からウロコだし日本の文化って深いなーと感心しきり。このお二人はある意味とても革新的に仏教の良さを広めているから文化勲章とかあげるべきだす!

吉田秋生さんの「BANANA FISH」はぜひともオススメしたい一品なりよ。
少女マンガらしからぬシャープな絵ですが、それはそれは壮大なスケールの物語。
主人公の「アッシュ」のモデルは、リバー・フェニックスらしいので、想像しながら読むのもイイかも♪こんなに泣いた漫画って初めてだすよ私(笑)

>書籍・漫画・映画と、好きなものにたくさん触れることができていいな

あはは。それだけ暇人って事かもぉ~。みんみんさんのオススメもナニゲに参考にしてますのでヨロシクお願いしますね★

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